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クリニックブログ / 舌ストレス改善委員会

第18回 あなたの首こり、実は“舌ストレス”が原因かもしれません

毎日、首のこりに悩んでいるあなた。マッサージやストレッチをしても、すぐ元に戻ってしまう首の痛みに困っていませんか?実は、その首こり、現代病の一つで、原因がはっきりしないと根本的な解消は難しいのです。

今回は、東中野で舌ストレスと咬み合わせ治療に取り組む歯科医師・安藤正之先生が提唱する、「首こり」の本当の原因について詳しくお伝えします。

首こりと肩こりは別物!

あなたは「首のこり」と「肩こり」を一緒に考えていませんか?実はこの2つ、まったく違うものなのです。

肩こりは、肩甲骨周辺の筋肉(僧帽筋や菱形筋)の緊張が原因。一方、首こりは頭の後ろ(後頭下筋群)や首の横(胸鎖乳突筋)の筋肉が原因で生じます。

さらに驚くことに、現代医学の教科書には「首こり」という項目はありません。なぜなら、これは現代人特有の病気だから。パソコンやスマホを長時間使う現代の生活が、大きな要因となっています。

首のこりには2つのタイプがある

首のこりには次の2つのタイプがあります。

① 後頭下筋群タイプ
頭のすぐ下、後頭部の筋肉(後頭下筋群)が緊張して起こる首こりです。私たちの頭は約5kgもあります。これはちょうどボーリングの玉くらいの重さ。姿勢が悪くなると、この重い頭が前方に傾き、後頭下筋群が一生懸命に支えようとして、凝りが生じます。

特に、デスクワークをしていると、知らず知らずのうちに前のめりになっていることが多く、それが原因で首の後ろの筋肉が過剰に働き、凝りや痛みを感じてしまうのです。

改善するには、椅子の高さを調節したり、机に工夫をしたりして、頭がしっかり肩のライン上にある姿勢を意識することが大切です。これだけで症状が大きく改善することもあります。

あなたの首こり、咬み合わせが原因かも?

② 胸鎖乳突筋タイプ
首を斜めに動かす時に使われる筋肉(胸鎖乳突筋)が原因となる首こりです。このタイプのこりは、実は「咬み合わせ」と深い関係があることをご存知でしょうか。

私たちの下顎は、ブランコのようにぶら下がっています。下顎の位置が安定しないと、首の側面にある胸鎖乳突筋が過剰に働きます。また、顎の関節(側頭骨)は、この筋肉と直接つながっています。つまり、咬み合わせが悪いと、それがダイレクトに首のこりにつながるというわけです。

さらに、舌ストレスも重要なポイント。舌が正しい位置になければ、下顎がずれてしまい、それが首の筋肉の緊張を引き起こします。これは歯科医の安藤正之先生が提唱している「舌ストレス症候群」と呼ばれる症状です。

舌ストレスを見直して首こりを解消する

舌ストレスとは、舌の位置や使い方が原因で起こる身体の不調のこと。特に首の筋肉への影響は非常に大きく、舌の位置を整えることで首のこりが改善するケースも多く見られます。

咬み合わせや舌ストレスを整える治療を受けることで、これまで何をしても改善しなかった首こりが驚くほど軽減することがあります。

首のこりが原因で起こる頭痛や睡眠障害、さらには慢性的な不定愁訴まで改善できる可能性があるのです。

まとめ:まずは自分の口と舌をチェックしてみよう

現代人が多く悩まされる首のこりには、姿勢以外にも「咬み合わせ」と「舌ストレス」という見落としがちな原因があります。日常のちょっとした姿勢の工夫だけでは改善しない方は、ぜひ一度、咬み合わせや舌ストレスについて専門家に相談してみませんか?

根本から原因を解決することで、首こりだけでなく、肩こりや腰痛など、身体のさまざまな不調まで同時に改善する可能性があります。

不定愁訴に困るすべての方へ、1度あなたの口(舌ストレス)を確認してみませんか。お気軽にお問合わせフォームよりご相談ください。

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