第12回 ストレスチェック!そのストレスは口から?
今日は、自分の口の中に舌ストレスがどの程度あるのかを知ろうという回です。
自分で検査する方法を大きく分けて6つ挙げてみました。
実際に確認してみましょう。
自分でストレスチェックしてみよう
①舌に歯の跡がついているか
②歯を咬み合わせた時の音が大きな音か、小さな音か
そして、カンカンという単音か カカンカカンという二重音か
③首のこりがあるか
④舌によく口内炎ができるか
⑤口の中にある歯の尖りが舌にあたって気になるか
⑥歯科で詰めた被せ物・差し歯・詰め物を高いと感じているか
この6つが代表的なものになります。
では、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
①舌に歯の跡がついているか
まず、あなたの舌に歯の跡がついているかどうか。
舌に歯の跡がつくということは、舌に歯が当たっているということですよね。
今まで何度もお話しましたが、舌にとって歯が当たるのはとても嫌な事なんです。
歯が当たると、舌は歯から一生懸命逃げます。
下の顎はブランコみたいなものですから、下顎も舌につられて横にずれます。
そして顎は24時間、ずれた変な位置でいるということです。
②歯を咬み合わせたときの音
カチカチ咬んだ音が大きい音か、小さい音か。
また、カンカンという単音なのか、カカンカカンという二重音か。
(*動画を見るとわかりやすいです。)
歯の高さが全部揃っていると「カン」と1つの大きな音になります。
しかし、歯の高さが合っていないと音が複数になるのです。
例えば、被せ物をした歯が1本高いとします。
そうすると、歯を咬み合わせたときに最初は高い被せ物の歯のところで当たります。
その後に全体が当たるので、カカンカカンという二重音、もしくは三重音になるのです。
そして必然的に音も小さくなるというわけです。
③首のこりの有無
一言に首のこりと言っても、こる場所にも2種類あります。
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)という後頭骨の後ろと、首の横の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です。
問題がこの首の横の胸鎖乳突筋。
ここが凝っていると、咬み合わせが悪いか舌ストレスがあるということです。
④舌によく口内炎ができるか
疲れると舌に口内炎が出るという場合は、歯があたっていることが多いです。
歯があたって擦れても、普段はうまく防いでくれています。
しかし疲れてしまうと、免疫が落ちるのでバリアが破れて口内炎になるのです。
ですから、普段から強い舌ストレスがあるということなんですね。
⑤歯の尖りが気になる
普段は気づかなくても、舌に意識を集中した時に尖っているなと気づいたところがありませんか?
そこにも強い舌ストレスがあるということです。
⑥被せ物、詰め物、差し歯等が高いと感じている
あなたが歯を治療した後で、少し高いなと思って歯医者さんに伝えたとします。
「大丈夫です」
「そのうち慣れます」
「様子を見ましょう」
このように言われることが多いと思います。
しかし、実は歯のセンサーの方が我々歯科の検査法より正確なんです。
ですから、違和感に慣れたから良いというわけではないんです。
大切なのは、最初に入れる時に納得のいくまで調整をしてもらうことです。
いかがでしたか?
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