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クリニックブログ / 舌ストレス改善委員会

第34回 花粉症等アレルギー持ちは50歳を超えたら金歯や銀歯に特に注意!【金歯銀歯セラミック】

こんにちは。舌ストレスと咬み合わせ治療を専門とする歯科医師、安藤正之です。

今回は「50歳を過ぎたら気をつけたい、口の中の金属」というテーマでお話しします。特に花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息など、アレルギー体質をお持ちの方にとっては、非常に大切な話になります。

50歳を超えると免疫が一気に低下する

私たちの身体は、20歳を超えると少しずつ免疫力が落ちていきます。そして50歳を過ぎると、その低下が加速していくのです。

免疫力が下がると、風邪をひきやすくなるだけでなく、感染症やがんのリスクが上昇します。同時に、アレルギー反応も悪化しやすくなる傾向があり、これが口腔内の金属と大きく関わってくるのです。

実は「舌ストレス」や「咬み合わせ」の問題も、年齢とともに体への影響が大きくなります。咬み合わせのわずかなズレでも、全身の筋肉や神経に負担がかかるのはよくある話。そこに金属アレルギーが加わると、不調の原因がさらに複雑になってしまいます。

アレルギー体質の方は特に注意!金属が引き起こすリスク

もしあなたが以下の症状に心当たりがあるなら、要注意です。

  • 花粉症

  • アトピー性皮膚炎

  • 喘息

  • 金属アレルギーの既往

  • 皮膚のかゆみや湿疹が原因不明で続く

これらに該当する方は、口の中の金属がアレルギー症状を引き起こしている可能性があります。

とくに「銀歯」や「金属の詰め物」に使用される素材は、ニッケルやパラジウムなどアレルギー反応を起こしやすい金属が含まれていることが多いのです。これらが長年口の中にあることで、じわじわと体に影響を与えてしまうことがあります。

「若い時は平気だったのに、50歳を過ぎてから急に皮膚がかゆい」「喘息が悪化した気がする」「何をしても肩こりが取れない」といったお悩みがある方、原因は“口の中の金属”かもしれません。

歯の詰め物・被せ物を見直すタイミング

口の中にある金属は、長期間にわたり体と接触するため、アレルギーリスクが無視できません。50歳を過ぎた今こそ、歯の詰め物や被せ物を見直す絶好のタイミングです。

「でも、どの素材に変えればいいのか分からない…」

そんな声にお応えして、ここでは各素材の特徴を咬み合わせとアレルギーの両面からご説明します。

歯科材料の選び方|咬み合わせとアレルギーの視点から

● ジルコニア

最近の歯科治療で多く使われる「ジルコニア」は、“ホワイトメタル”とも呼ばれ、見た目が美しく非常に硬い素材です。壊れにくいので、歯科医師にとっては「安心して使える素材」です。

しかし、咬み合わせの専門医の視点では問題があります。

なぜなら、ジルコニアは歯の3〜4倍もの硬さがあるため、咬み合う天然の歯を壊してしまうリスクがあるのです。

これは「舌ストレス」や咬み合わせのバランスにも直結します。硬すぎる素材が一部にあると、顎が微妙にズレたり、舌が圧迫されたりして、首こり・肩こり、時には頭痛や腰痛といった不定愁訴に繋がることもあります。

● セラミック(e.maxなど)

セラミックの中でも「e.max(イーマックス)」は、咬み合わせとアレルギーの両面から見ても非常にバランスが取れた素材です。

  • 歯のエナメル質に近い硬さ

  • 自然な見た目

  • 金属を含まないのでアレルギーの心配がない

このe.maxは、金属を使いたくない方や、咬み合わせを丁寧に整えたい方にとって、ベストな選択肢のひとつです。

● 金合金(ゴールド)

「金歯」は見た目の好みが分かれるところですが、実はとても優れた素材です。

  • やわらかくて歯にやさしい

  • エナメル質と相性が良く、咬み合わせの調整がしやすい

  • アレルギーが少ない

特にアレルギーリスクの少ない「高カラットの金合金」は、舌ストレスや咬み合わせを考慮するうえで、非常に理想的な選択です。

咬み合わせとアレルギーを一緒に考える大切さ

私の治療では、「舌がどこに位置するか」「咬み合わせが全身にどんな影響を与えているか」を、0.1mm単位で調整しています。それだけ繊細な部分だからこそ、素材選びはとても大切なのです。

特にアレルギー体質の方は、口の中に合わない金属があるだけで、全身のバランスが崩れてしまうこともあります。

咬み合わせの影響でこんな不調も…

もしあなたが以下のような症状に悩まされているなら、それは「舌ストレス」や「咬み合わせ」が関係しているかもしれません。

  • 慢性的な肩こり・首こりが治らない

  • 腰痛が長年続いている

  • 頭が重い、集中力が落ちる

  • 皮膚のかゆみや湿疹が改善しない

  • 呼吸が浅く、疲れやすい

これらは一見すると歯とは無関係に思えるかもしれませんが、実は口の中、特に「歯の素材」「咬み合わせ」「舌のストレス」が影響していることも少なくないのです。

歯科医院で素材をすすめられたときは…

近年、多くの歯科医院では「ジルコニア」を勧められることがあります。もちろん、ジルコニアにもメリットはありますが、

  • あなたがアレルギー体質である

  • 50歳以上である

  • 肩こり・首こり・腰痛などの不定愁訴がある

このような条件がある場合、ジルコニアは慎重に選ぶべきです。できれば、セラミック(特にe.max)か金合金を希望するようにしましょう。

まとめ|素材選びは将来の健康を左右します

50歳を過ぎた今、歯の治療で選ぶ素材は、見た目や耐久性だけでなく、「体との相性」「アレルギー反応」「咬み合わせへの影響」を総合的に考えて選ぶべきです。

歯の中にある素材一つが、あなたの肩こりや腰痛、そして全身の健康にまで影響する。これは決して大げさな話ではありません。

 

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