Dr.あんどうの7月の推薦本

「ハーバードで喝采された日本の強み」

山口真由著

昔からアメリカという国がよく理解できなかったのですが、この本でようやく本質に行き当たりました。 と同時に、民主党政権の頃に閣僚が何度も口にしたという、「日本という国はもうだめかもしれない」は、「まだまだ大丈夫」と言い直すことができそうです。 確かに日本は地盤沈下していますが、精神性は世界に冠たるものであることがわかります。 “アメリカは白人と黒人の国”、そして”二極化の国”。 “調和の国”である日本が、世界に活躍の場を得るのは、まさにこれからかも。そう確信させてくれる本でした。

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「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」

西山耕一郎著

今や摂食嚥下がどんなに大切か、知らぬ人はおそらくいないと思います。 同じく、誤嚥性肺炎の怖さも。 これから高齢化社会を迎えるにあたって、歯科と隣接区域である気管食道科の連携はとても大切になります。 のどの筋トレや、呼吸トレーニングは、歯科1~3ヶ月のメインテナンスと並んで、これからの高齢者の大きな味方になるでしょう。

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