Dr.あんどうの今月の推薦本」カテゴリーアーカイブ

Dr.あんどうの3月の推薦本

「「いい質問」が人を動かす」

谷原誠著

著者は弁護士という職業で使う技術を、人生に応用できると考えてこの本を書いたそうです。
人間関係は、ヒトの感情の産物。歴史も人の感情が作ります。
私の人生の教科書は、デールカーネギーの「道は開ける」「人を動かす」ですが、この本はその「質問の方法」に特化されて書かれています。
特に最終章の「自分への質問」は使えます。
本書を、ぜひ自ら省みる良いきかっけにしてみてはいかがでしょうか。

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Dr.あんどうの2月の推薦本

「そしてアメリカは消える」

落合信彦著

私が18歳の時、著者の「2039年の真実」「誰も書かなかった安宅処分」を読み、その迫力にふるえました。
もっと驚いたのは、その2日後に朝日新聞の読者欄に、安宅産業の元社員からの投書が載っていたことです。
そこには「ほぼ真実に近い事を書いて下さりありがとうございました」と書いてありました。
それから貪るように新作を読んでいたのですが、段々多作になり、取材が追い付いていない感がありました。
が、この新作はどうでしょう?なぜ史上最低の大統領と言われたのか。その理由が垣間見えた気がしました。

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Dr.あんどうの1月の推薦本

「運命をひらく」

本田健著

わたしの盟友、本田健氏の新刊です。
ついに松下幸之助にたどり着きました。
松下さんのすごさと、それを奥深く解説する本田健氏のはざまで、わたしの本は付箋だらけになりました。(笑)
人として、リーダーとして、本当に学ばせてもらいました。
感謝!の一言に尽きる一冊でした。

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Dr.あんどうの12月の推薦本

「おね 上下巻」

田渕久美子著

わたしの友人田渕久美子さんが書き下ろした新作”おね”です。
田渕さんと言えば、あの不朽の名作の大河ドラマ「篤姫」の脚本家として著名ですが、今回の「おね」は、彼女が小説家としても秀逸であることを証明しています。というのは、最初からテンポよく秀吉とおねの出会いに進み、全体を通して飽きさせません。
特に最終章の淀君と秀頼が亡くなった後の、高台院として過ごした場面は、涙なくしては読めません。
ぜひ、再来年か再々来年の大河ドラマになってほしい本だ、と思いました。

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Dr.あんどうの11月の推薦本

「落語の国からのぞいてみれば」

堀井憲一郎著

このタイトルにひかれて買ってみました。
江戸時代の夜の流時間の説明で”暮れ六つ”だとか出てきますが、イマイチぴんと来なかった。
これが初めてわかりました。(答えはP27)また、現代は「恋愛が経済活動に組み込まれてしまっただけ」など、本当に江戸時代から現代を考証しています。
面白視点を持った一冊でした。

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Dr.あんどうの10月の推薦本

「退屈な日常を変える 偉人教室」

五百田 達成 著

いや、面白い!この本を読んだ正直な感想です。
著者は、歴史上の偉人を一人称で語ります。
そして、その本質を余すところなく、本人の口調で語らせます。例えば、歴史上もっとも偉大な人物と言われる、カエサル(シーザー)のコンプレックス&あだ名が「ハゲ」「女たらし」「借金王」。
これ、実はどれも正解なのです。しかし事実から目を背けず、そこからどうするのか?これで人の人生は決まります。さあ、肩の力を抜いて、人生の奥議をお楽しみくださいませ。

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Dr.あんどうの9月の推薦本

「歯のしくみ口のしくみ」

阿部 伸一 著

私の後輩で、東京歯科大学の解剖学教授の阿部先生の本です。阿部先生は、学者としても優秀な人ですが、この度口の中のことを楽しく学べ、一般の人にも分かりやすい本を作ってくれました。
スタッフの評判も上々のため、ぜひ皆さんにも読んでもらおうと推薦しました。
毎日何気なく食べたり飲んだりしていますが、改めてありがたさがわかります。
ぜひこの機会に、口の中に関心を持っていただければ、と思います。

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「水の飲みすぎが病気をつくる」

石原 結實 著

私の敬愛する、イシハラクリニック院長石原先生のご著書です。石原先生とは、氏の主催するファスティング(断食)道場に行って知り合いました。世の医師の大部分が「水を飲め」というところ、ただ一人警鐘を鳴らし、勇気がいったことと思いますが、「舌とかみ合わせ」の研究から見ても、至極まっとうな事を述べておられます。
断食の本も素晴らしいですが、こちらも是非一度一読してほしい本です。

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Dr.あんどうの8月の推薦本

「九度山秘録」

黒澤 はゆま 著

娯楽に徹しての本を一冊。今、大河ドラマで「真田丸」が人気を博しておりますが(私も大ファンの一人)真田幸村が本当はどのような人物だったのかまでは、私も知りません。
黒澤はゆま氏の真田幸村像は、豪勇ではあるが、変人にて偏狭の人物に描かれていますが、とにかく登場人物が魅力的!!
そして、筆力があるがゆえに、物語りが面白く、読み終えた後爽快感があります。
疲れたアタマを休めたい時ときに読む一冊です。

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Dr.あんどうの7月の推薦本

「奇跡の職場」

矢部 輝夫 著

皆さんは、”7分間の奇跡”という言葉を聞いたことがありますか? そうです。新幹線が東京駅に着いたときの、待ち時間における”掃除の7分間劇場”のことです。
今やハーバード大学のテキストにもなっている「テッセイ(鉄道整備株式会社の略)」の目を見張るパフォーマンス。しかし、これも最初からこんなスーパーな会社だったわけではありません。
やる気のない、仕事に誇りを見いだせない面々を、著者はひとつひとつ改善していきます。
This is the Nippon!といわれる奇跡の秘密を、ぜひご覧ください。

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Dr.あんどうの6月の推薦本

「前世療法の奇跡」

萩原 優 著

著者は現役の外科医で、大病院の外科部長を務めていましたが、試行錯誤の末に今の診療スタイルに行きつきました。本著に出てくる、ブライアン・L・ワイス博士は、世界で最も有名な精神科医の一人で、私も25年前に彼の著書に強い衝撃を受け、今の診療スタイルに引き寄せられた経験があります。

前世が本当にあるかどうか、私にはわかりませんが退行催眠をおこなうと、確かに全員に”記憶”はあります。しかし何よりも、萩原先生の”患者さんを治すためには何でもする!”その姿勢に多大なる敬意を払っております。

ダイヤモンド社